2026年6月22日から26日にかけてドイツ・ハンブルクで開催された欧州最大級のHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)国際会議「ISC High Performance 2026」において、リサーチポスター発表を行いましたので、お知らせいたします。
発表概要
- 発表タイトル:Enhancing HPC User Support with Generative AI and RAG: Operational Experience on Fugaku User Support(生成AIとRAGによるHPCユーザーサポートの高度化:「富岳」ユーザーサポートにおける運用経験)
- 発表形式:リサーチポスターおよびライトニングトーク
- 会議名:ISC High Performance 2026
- 会期・会場:2026年6月22日〜26日、Congress Center Hamburg(ドイツ・ハンブルク)
発表内容
本ポスターでは、スーパーコンピュータ「富岳」のユーザーサポート業務において、生成AIとRAG(Retrieval-Augmented Generation:検索拡張生成)を活用した支援システムを構築・運用してきた実践的な知見を報告しました。大規模計算機環境特有の専門的な問い合わせに対し、マニュアルやFAQなどのナレッジを検索・参照しながら回答を生成する仕組みにより、回答品質の向上とサポート業務の効率化を実現した運用経験を、国際的なHPCコミュニティに向けて共有しました。
発表当日は、世界各国の研究機関・企業のHPC関係者と活発な意見交換が行われ、生成AIをHPC運用の現場に適用する取り組みへの高い関心が寄せられました。
今後について
当社は今回の発表で得られた知見やフィードバックを活かし、生成AIを活用したHPCユーザーサポート技術のさらなる高度化と、その成果の社会還元に取り組んでまいります。
ISC High Performance 2026について
ISC High Performanceは、HPC・AI・量子コンピューティングを対象とする欧州最大級の国際会議・展示会です。1986年の初開催以来、産学官の研究者・技術者が一堂に会する場として発展を続けており、ISC2026には世界各国から3,500名を超える参加者が集いました。
公式サイト:https://isc-hpc.com/
